モスクワ(ロイター) – ロシアのドミトリー・メドベージェフ前大統領は日曜、ウクライナでウクライナ軍を訓練している英国兵士はロシア軍の正当な標的になるだろうと述べ、トーラス・ミサイルを生産するドイツの工場がキエフにトーラス・ミサイルを供給すれば同様であると述べた。
ロシア安全保障理事会の副議長を務め、ロシア政治においてますます強硬で反西側の人物となっているメドベージェフ氏は、西側諸国によるこうした活動が第三次世界大戦を近づけていると述べた。
メドベージェフ氏はテレグラムへの投稿で、まず最近任命された英国国防長官グラント・シャップス氏に怒りの矛先を向けたが、シャップス氏は新聞のインタビューで、ロンドンは英国や他の西側諸国でウクライナ軍を訓練するだけでなく、ウクライナに軍事訓練兵を配備したいと考えていると述べた。 現在のところ。
メドベージェフ氏はテレグラムに「(これにより)彼らの訓練兵は我が国軍の合法的な標的となる…そして私たちは彼らが容赦なく破壊されることをよく知っている。傭兵としてではなく、英国のNATO専門家として」と書いた。
英国のリシ・スナック首相は日曜、シャップス氏の発言を撤回し、ウクライナに軍事訓練兵を派遣する当面の計画はないと述べた。
「国防長官が言っていたのは、将来的にはウクライナでこの訓練の一部を行うことが可能になるかもしれないということだ」とスナク氏はマンチェスターで開催された与党保守党の年次大会の冒頭で記者団に語った。
「しかし、これは長期的なものであり、今ここでのことではありません。現在の紛争に英国の兵士が派遣されることはありません。」
メドベージェフ氏はまた、ベルリンがウクライナにロシア領土を攻撃する可能性のあるトーラス巡航ミサイルを供給することを望んでおり、ロシアによる軍事供給を制限しようとしているドイツの人々を批判した。
メドベージェフ氏は、「彼らは、これは国際法に合致していると言っている。そうだね、この場合、これらのミサイルが製造されているドイツの工場への攻撃も国際法に完全に合致するだろう。」と述べた。
同氏はさらに、「この愚か者たちは我々を第三次世界大戦へと力強く推し進めている」と付け加え、以前に発したのと同様の警告を繰り返した。 同氏は7月、西側諸国の「まったく非常識な」行動は第三次世界大戦が「近づいている」ことを意味していると述べた。
(執筆: Alexander Marrow、編集: Guy Faulconbridge および David Holmes)
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