ASUSは、電源コネクタなしで独自のスロットを使用するGeForce RTX 40コンセプトグラフィックスカードを示しています

ASUS はコネクタレス設計をグラフィックス カードにも拡張し、電源ソケットを備えた最初の GPU である GeForce RTX 40 設計を導入しました。

ASUS が製造している GeForce RTX 40 グラフィックス カードには電源ジャックがなく、代わりに独自のスロットを使用します

ASUS 本社のツアー中に発見された ROG チームは、GeForce RTX 40 ファミリの一部である今後のグラフィックス カード (現在まだコンセプト段階) を初めて見せてくれました。グラフィックス カード自体は GeForce RTX 4070 デザインでしたが、 VGA 製品は存在しており、興味深いデザインが施されています。

ASUS Concept GeForce RTX 4070 GPU (電源ソケットなし)

つまり、グラフィックスカード自体は3軸冷却ファンシステムを備えた2.3スロット設計であり、繰り返しになりますが、ROG STRIX、TUF Gaming、DualなどのASUSの興味深いGPUスイートの一部ではありません。 このカードは、PCB を超えて伸びる拡張バックプレートを備えており、エアパス穴があります。 このカードには、「パフォーマンス」モードと「静か」モードを切り替えることができるデュアル BIOS スイッチも付属していますが、背面パネルには「メガロドン」の表記がありますが、それがこのカードの最終的なブランドではないと言われています。

このグラフィックス カードの最も興味深い点は、標準の PCIe Gen 4.0 x16 スロットに加えて、電力が供給される PCB に取り付けられた特別なスロットも備えていることです。 PCB には実際のコネクタはありません。カードがどこから電力を得ているかについては後ほど説明します。 ASUSは、このスロットは独自のものであると述べましたが、Apple Proシステム向けのAMDのRadeon Pro製品でも同様のスロットが実装されているのを確認しました。

このコネクタは最大 600 ワットの電力を供給する定格があり、一部のマザーボードで利用可能な独自のコネクタを使用します。

ASUS Z790 TUF ゲーミング ATX マザーボード (背面コネクター設計)

ASUSはデモ目的で、前面に電源コネクタのないZ790 TUFゲーミングマザーボードも披露した。 すべてのコネクタは背面にあります。 Z790 TUF Gaming のコネクタレス設計は、3 つの 8 ピン コネクタと 1 つの 12VHPWR コネクタをホストします。 これらのコネクタは、特別なスロットを通じてグラフィックス カードに直接電力を供給します。

マザーボード自体は、LGA 1700 ソケット、60A MOSFET を備えた 16 + 1 フェーズ VRM 接続、すべての最新の I/O 接続、2 つの PCIe 4.0 x16、2 つの PCIe を備えた ATX フォームファクターの超標準 Z790 TUF ゲーミング設計です。 4.0 x1 スロットと 1 つの PCIe スロット、4.0 x4 シングル。 上位の PCIe 4.0 x16 スロットのみに独自のコネクタが含まれています。 PCIe スロット Q-Release スロットも付属しています。 すべての M.2 スロットはヒートシンクで覆われており、M.2 Q-Latch を備えています。

コネクタ自体は「GC_HPWR」と呼ばれます。 ASUSは間もなく正式名称が発表される予定です。

ASUS によると、両方のマザーボードは今年後半に小売店に発売される予定であり、中国に限定されていた非 BTF コネクタのマザーボードとは異なり、これら 2 つのラインは世界中で入手可能になる予定です。

価格に関しては、これらの GPU とボードの価格を言うのはまだ時期尚早ですが、ASUS は、PCB 上のコネクタの移動と再調整に関連する追加の製造コストにより、通常の SKU よりもわずかに高い価格になるだろうと述べています。 マザーボードを購入する場合は、ほぼすべてのグラフィックス カードを問題なく使用できますが、コネクタのない新しい GPU を購入する場合は、そのようなスロットをサポートする他の設計がないため、マザーボードも購入する必要があります。

ASUS コネクタのないマザーボードとシャーシに取り付けられた GPU の前面と背面の写真も見ることができます。 今後のデバイスの新しい背面コネクタ設計をサポートするには、ハウジングもそれに応じて設計する必要があることに注意してください。 企業は市場にそのような製品の需要があるかどうかをまだ把握する必要があるため、最初は限定生産となるのは明らかです。