梶本哲史
東京(ロイター) – 日本の経常収支黒字は、円安が証券投資と海外直接投資からの所得の増加を月の最高レベルに押し上げたため、11月の記録をマークするために驚くべき急上昇を記録した。
黒字は 1 兆 8000 億円(137 億ドル)で、ロイターの世論調査によるエコノミストの平均予測の 3 倍以上であり、貿易赤字の縮小に貢献した。
三菱UFJ(NYSE:)リサーチ・アンド・コンサルティングのアナリスト、丸山健太氏は「円安が輸入を押し上げ、貿易赤字を抑制し、円安が円建て所得の伸びを後押しした」と述べた。
11 月のデータは、2022 年 3 月以来の経常収支黒字の年間成長率を表しています。
国の経常収支の黒字は、輸出の強さの兆候であり、安全な円への自信の源と長い間見なされてきましたが、近年、経常収支は毎月赤字に陥ることがあります。
利払いや海外投資による配当などを合わせた第一次所得収支の黒字は3.7兆円に達した。 2021年11月の2兆4,000億円を記録して以来、1985年に比較可能なデータが得られて以来、月間で最大の金額です。
貿易赤字は前月の1.9兆円から1.5兆円に減少した。
SMBC日興証券のエコノミストは、円安と原油価格の上昇が貿易赤字を縮小させた一方で、観光客の到着の回復を背景に旅行収支の黒字が拡大したと述べた。
(1ドル=131.8900円)
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