[東京 5日 ロイター] – 円安が自動車メーカーや金融などの輸出企業を押し上げたため、金曜日の日本株は上昇した。
日経平均は正午休憩時点で0.45%上昇し33,442.62ドルとなったが、休暇短縮週は若干の下落で終了する見通しだった。
より幅広いTopixは0.56%上昇して2,392.19となり、週間では1.09%上昇傾向にあった。
東海東京経済研究所マーケットアナリストの安田周太郎氏は「円安を背景に株を増やした輸出企業が相場を主導した」と述べた。
「さらに、投資家がより高配当の株を買おうとしたため、TOPIXは前取引からの勢いを維持した。」
堅調な労働市場データを受けて投資家が米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げへの期待を高め、日本円は対ドルで下落した。
円安は海外からの本国送金による輸出業者の収益を押し上げる。
トヨタ自動車は2.07%上昇し、TOPIXの最大の押し上げ要因となったほか、三菱UFJフィナンシャル・グループは2.02%上昇した。 商社大手の三菱商事は1.86%上昇した。
セクター別では証券業と銀行業がそれぞれ2.82%、2.16%増加した。
立花証券調査部長の鎌田重利氏は「投資家は新たに改定されたNISAプランのポートフォリオに追加する銘柄を探し続けた」と述べた。
政府は今月、個人投資家が株式保有に対するキャピタルゲイン税の支払いを免除する日本個人貯蓄口座(NISA)プログラムを大幅に見直した。
TOPIXのバリュー株指数は1.14%上昇した一方、グロース株は0.02%下落した。 (取材:藤田純子、編集:サブランシュ・サフ)
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