今回のテーマは産業ロボットです。産業界を陰で支えるヒーローたち、とでも言いましょうか。それくらいに強く、健気で、一途な存在。しかし、私たちの多くが、その活躍を知らずに日々を過ごしています。
関係ない、と言ってしまえばそれまでです。業界関係者であれば、必ず知っておくべきですし、関係者でなくても、面白いと思えるはず。
それでは、産業ロボットの世界に飛び込みましょう。
産業ロボットと言っても、様々な種類があります。それぞれ見ていきましょう。まずは、協働ロボットです。最近登場した…と言っても、業界に詳しい人であれば「お馴染み」かもしれません。協働ロボットのすごいところは、人と見事に調和する点です。ロボットという「無骨さ」はまるでなく、優しく、危険な要素が排除された存在。人の近くでも、問題なく動作することができます。
組み立てを専門とするロボットもあります。「組み立て」というのはざっくりした表現ですが、車の部品を取り付けたり、ランプを組み立てたり…ありとあらゆる部品のつなぎあわせに利用できます。部品の形状は、製品ごとに大きく異なります。だからこそ、組み立てに従事するロボットの具体的な形状や動きは千差万別です。
パレタイズロボットもあります。これは、パレットという台に商品を積み上げていく作業を担うロボットです。大事な製品を配送する際に活躍します。これなしに生産ラインは成り立ちません。パレタイズの質が、配送までの時間や、実際に配送/管理できる製品の量を大きく左右します。
さらに塗装ロボットもあります。読んで字のごとく、塗装を担います。スプレーを用いた塗装にロボットを利用するのは非常に理に適っています。というのも、まずは精度です。熟練の職人ともならないと(最低でもある程度の経験を積まないと)ムラ無くきれいに塗装することはできません。さらに、塗料が作業員にとって有害であることが多く、そのような意味でもロボットを利用することには大きな意味があります。
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