9月 8, 2024

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日本の監視機関、顧客データ共有を目的としたMUFG部門に対する措置を勧告

日本の監視機関、顧客データ共有を目的としたMUFG部門に対する措置を勧告

ロイター/花井徹/資料写真
2018年4月3日、東京で見られる三菱UFJ銀行の看板。

[東京 14日 ロイター] – 日本の証券監視機関は金曜日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の銀行部門と証券部門に対し、顧客情報を不正に共有したとして罰金を科すよう勧告した。

証券取引委員会(SESC)は、銀行監督機関である金融庁(FSA)に対し、日本でも同様の罰則を課すよう勧告した。

この勧告は、MUFGの銀行部門である三菱UFJ銀行とモルガン・スタンレーとの仲介事業2件に対するSESCの調査を受けて広く予想されていた。

調査の結果、三菱UFJ銀行と株式会社2社のうちの1社との間で、2020年から2023年の間に少なくとも26回、顧客の機密情報が共有されていたことが判明した。

証券監視委によると、三菱UFJ銀行はグループ傘下の証券会社2社と取引のある顧客に対し、違法に融資金利を優遇していた。

日本の「ファイアウォール」規制により、同じグループ内の銀行や証券会社が顧客の同意なしに顧客データを相互に共有することはできません。

SESCは、調査の結果、インサイダー取引の証拠は見つからなかったものの、監視や内部統制が不十分だったと述べた。

親会社は声明で「グループ各社は勧告を踏まえ、管理体制の強化に努めるとともに、再発防止に努める」としている。

MUFGは、2008年の世界金融危機の真っ只中にMUFGがモルガン・スタンレーに投資してから2年後の2010年に設立されました。 MUFGは2024年3月時点でモルガン・スタンレー株の約23%を保有している。

証券監視委は2022年、MUFGのライバルである三井住友フィナンシャルグループの証券部門を市場操縦容疑で告発し、その後金融庁は同部門に問題の営業税の徴収を停止し、コンプライアンス手順を改善するよう命じた。

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