(ブルームバーグ): 日本の個人投資家はESG投資信託を見捨てつつある。
調査会社モーニングスターによると、投資家は昨年このファンドから総額6600億円(45億ドル)を引き出した。 これは2022年の流出額1500億円の4倍以上に相当する。
この変化は、投資家がESGファンドに関連する持続可能性の目標よりも、特定の投資テーマに焦点を当てた投資信託を好むために生じたものである。 2021年、日本ではESGファンドが成長し、流入総額は1兆8000億円に達した。 現在、投資家は海外のインデックスファンドなどの分野に一層の関心を示している。
「ESGは、持続可能な投資に対する投資家の需要というよりも、テーマとして捉えられてきた」とモーニングスター社リサーチ部長、元利大介氏は語る。
投資家は今も投資信託に資金を注ぎ込んでおり、過去11カ月間で流入額が流出額を上回っている。
ESGファンドからの資本流出は業界の成長に影響を与えている。 モーニングスターの報道によると、昨年10月から12月にかけて新たなESG商品は発売されなかった。
松井証券のファンドアナリスト、海老沢快氏は、個人投資家の間でESGファンドへの関心が回復する可能性は低いと指摘する。 同氏は他の投資分野への移行が今後も続くと予想している。
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