[東京 8月26日 ロイター] – 日本の公明党党首で連立政権の若手パートナーでもある同党首は、中国の要請により予定されていた中国訪問を延期すると同党が土曜日に発表した。
山口那津男氏は8月28日から30日まで中国を訪問し、習近平国家主席と会談し、岸田文雄首相からの親書を手渡す予定だった。
しかし、中国側は土曜日、公明党に対し、現在の日中関係の状況を考慮すると時期は適切ではないと通告した、と同党は声明で述べた。
日本は、この動きを非難し、日本からのすべての水産物を禁止する国内外の抗議活動にもかかわらず、木曜日、福島原子力発電所からの処理済み放射性水を太平洋に放出し始めた。
岸田氏と米国、韓国の首脳も先週会談し、軍事・経済協力を深めることで合意し、南シナ海における中国の「危険で攻撃的な行動」に対する共同の強い非難を表明した。
公明党は声明で「今後、適切な訪問時期を再調整したい」としている。
同党によると、中国側は公明党の長年にわたる中国との友好交流の重要性を認識していると説明したという。
レポート:勝村真理子編集:ジェイソン・ニーリー
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