[東京 10日 ロイター] – 日本は貿易赤字が拡大する中、5月の経常収支は1兆8600億円(130億8000万ドル)の黒字となった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想の平均1兆8800億円の黒字と比較した黒字額。
同省当局者によると、データの内訳では貿易赤字が4月の1130億円から1兆2000億円に拡大した。
しかし、第1次所得の黒字は3.6兆円と、4月の3兆円から増加し、全体としては4カ月連続の黒字となった。
自動車などの海外事業子会社からの配当金支払いや債券投資からの利息支払いが所得増加を押し上げた。
経常収支データは、エネルギーコストの上昇と円安が過去1年間、燃料と原材料の輸入に大きく依存する世界第3位の経済大国に与えた痛みを浮き彫りにした。
企業が生産を海外に移転し、海外投資が国の収益力の柱となっていることから、輸出大国としての日本の地位も近年低下している。
(1ドル=142.2200円)
梶本哲史氏によるレポート。 編集:ソナリ・パル
当社の基準: トムソン・ロイターの信頼原則。
「情熱的なコーヒーマニア。ソーシャルメディア愛好家。Twitterの専門家。極端な音楽の専門家。ゾンビ中毒者。ハードコアな旅行のスペシャリスト。」
More Stories
札幌で快適な生活を!2LDKの魅力とは?
日本の医師ら新型コロナウイルスワクチンに反対:「レプリコンワクチン」アラビアニュース
台風シャンシャン:嵐が上陸する中、日本は「大規模災害」に備える |日本