11月6日 – ロシアとウクライナは週末、ザポリージャ地域の前線沿いで何が起こっているかについて矛盾した説明を行い、ロシア側はキエフの反撃を停止したと述べたが、ウクライナ軍は圧力を維持していると述べた。
ウクライナは6月の反撃開始以来、ザポリージャ南東部のいくつかの小さな村を取り戻したが、進展は限られており、国の東部と南部の広大な前線は過去1年間ほとんど変わっていない。
「敵は阻止され、敵が促進した反撃は完全に停止された」とモスクワが任命したザポリージャ地方のトップ当局者エフゲニー・パレツキー氏は月曜日に発表されたコメントでロシア国営通信社に語った。
バリツキー氏は、ロボティン村付近と北西約22キロのシェルバキ村付近で小規模な戦闘が起きていると述べた。
双方とも戦場での情報の拡散をコントロールし、狭い領域での勝利を主張していたため、どちらが大きな進歩を遂げたのか、そして戦闘がどれほど激しかったのかを判断することは困難であった。
ウクライナ参謀本部は日曜夜、ロシア軍が数キロ東にあるロボティン・アンド・ヴェルボフ村付近で数回の攻撃を行ったが失敗に終わったと発表した。
ロシア国防省は日曜日の定例会見で、ヴェルボフとロボティン付近でロシア軍がウクライナの攻撃を撃退したと発表した。
しかし、ワシントンに本拠を置く戦争研究研究所のアナリストらは、ウクライナは「ヴェルボフ以西では限定的な進歩」を見せたと述べた。
ウクライナの新聞参謀本部も、ウクライナ軍は西部ザポリージャ地方のメリトポリに向けて攻撃作戦を継続し、そこで「前線沿いの敵を疲弊させた」と伝えた。
ロシアは週末、同国防空軍がウクライナ軍の空襲を撃退したと発表した。
ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は週末、ロシアとの戦争が「膠着状態」に達したことを否定したが、その最高司令官ヴァレリー・ザロズヌイ大将が、紛争は静的な消耗戦に向かっていると述べた。
(メルボルンのリディア・ケリーとラジュ・ゴパラクリシュナンによるレポート)
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