シャープ、早期退職制度を導入

大阪、5月27日（GGプレス）－日本の電機メーカー、シャープは55歳以上の管理職の従業員約700人を対象とする早期退職制度を4月下旬に導入したと同社関係者が土曜日に発表した。

シャープは3月に終了する2022年度に6年ぶりの連結純損失を計上したが、関係者は早期退職制度は従業員数の削減を目的としたものではないと述べた。 この制度の導入は、業界の変革に向けた環境整備と従業員の福利厚生の向上を図る取り組みの一環。

シャープは今月から早期退職制度の募集を始めた。 早期退職者の退職金には最大6か月分の給与が上乗せされる。

同社は応募者数に目標を設けていない。

シャープは経営危機に直面して早期退職の応募を受け付けたことがある。 関係者によると、今回の制度は同社初の早期退職制度の制度化となる。