[シドニー 12日 ロイター] – 金曜日はほとんどのアジア株が下落し、米国と中国の軟調な経済指標を受けて世界景気減速への懸念が強まったことを受け、安全通貨ドルは上昇を維持したが、日本株はアウトパフォームした。
新型コロナウイルスによるロックダウン解除後の経済回復の鈍化を示す中国のデータを受けて、MSCIの日本国外のアジア太平洋株の最も幅広い指数( .MIAPJ0000PUS )は0.2%下落し、週間では0.8%下落に向かう。 。
しかし、日産自動車(7201.T)とホンダ(7267.T)の好決算を受け、日本の日経平均株価(.N225)は0.8%上昇し、2021年11月以来の高値を記録した。 ナスダック先物は0.3%上昇し、S&P500先物は0.2%上昇した。
中国のブルーチップス ( .CSI300 ) は序盤の取引で0.1%下落したが、香港株 ( .HSI ) は電子商取引大手の京東商城 ( 9618.HK ) の8%上昇に支えられ0.2%の小幅上昇を記録した。 収入とリーダーシップの変化。
4月の新規銀行融資が大幅に減少し、消費者物価が過去2年以上で最も低いペースで上昇し、輸入が予想外に縮小し、銅や鉄鉱石から石油に至るまでの商品価格が下落するなど、中国経済の回復は勢いを失いつつある。
先週のデータによると、米国の失業保険申請件数が1年半ぶりの高水準に上昇する一方、生産者物価の年間上昇率は過去2年以上で最小となり、世界最大の経済が最も急激に減速していることを示している。
この統計は、米連邦準備理事会(FRB)が6月の政策会合で利上げを一時停止するのがほぼ確実であるとの確信を強めており、先物市場は引き続き年末までに約78ベーシスポイント(bp)の利下げを織り込んでいる。
AMP(シドニー)の首席エコノミスト、シェーン・オリバー氏は「株式市場や投資市場にとっては激動の背景だ」と述べ、世界経済の低迷と銀行への懸念の再来を指摘した。
「イングランド銀行は利上げを続けているものの、インフレ圧力が緩和し、中央銀行の圧力が軽減されているのが明るい兆しだ」と述べた。
銀行恐怖は一晩中響き渡った。 パックウエスト( PACW.O )が先週預金が9.5%減少したと発表したことを受け、地方銀行は一夜にして再び23%急落した。
米連邦預金保険公社(FDIC)が最近の銀行破綻を受けて預金保険基金の補充コストを大手金融機関が負担すると発表したことを受け、米大手銀行の株価も下落した。
これによりダウ平均(.DJI)は下落したが、ナスダック(.IXIC)は0.2%上昇し、人工知能製品の発売でアルファベット(GOOGL.O)が4.3%上昇したことが支えとなった。
米国の債務上限引き上げをめぐる不透明感は依然として残っている。 金曜日に予定されていたジョー・バイデン米大統領と主要議員らとの会合は来週初めまで延期され、IMFは米国の債務不履行は米国経済に「深刻な影響」をもたらすと警告した。
米ドルは成長懸念と銀行懸念の中、安全資産への動きから恩恵を受け、通貨バスケットに対して昨晩で0.6%上昇の102.05を維持した。
中国人民元は1ドル=6.948元と2カ月ぶり安値付近まで下落し、ポンドは1週間ぶり安値の1.2515ドル付近に下落幅を縮小した。
アジアでは米国債利回りが若干低下し、軟調な指標を受けて一夜にして長期利回りがさらに低下した。 指標となる10年債利回りは2bp低下して3.373%、2年債利回りは3bp低下して3.876%となった。
イングランド銀行は木曜日、主要金利を4分の1ポイント引き上げ4.5%とすることでシナリオを堅持した。 ただ、主要国の中で最も高いインフレ抑制に向けて「今後も軌道に乗る」と約束した。
石油は中国に打撃を受けて傷をなめていた。 米国産原油は0.1%上昇して1バレルあたり70.96ドルとなったが、ブレント原油はほぼ変わらず1バレルあたり74.97ドルとなった。
金価格は0.2%下落し、1オンス=2012.12ドルとなった。
Stella Qiu によるレポート。 編集:キム・コグヒル
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