ロンドン(ロイター) – 欧州最大のゲーム会社が財務強化を目指している中、エンブレイサー(EMBRACb.ST)は米国のゲーム開発会社ギアボックス・エンターテインメントに対する売却を含む選択肢を検討していると、事情に詳しい関係者3人がロイターに語った。
ストックホルムで株式が取引されているビデオゲームメーカー「トゥームレイダー」は、ゴールドマン・サックスやエリアム・アンド・カンパニーと協力して売却を検討していると関係者らは語った。
関係者2人によると、エンブレイサーはサードパーティからの関心を受け、一人称視点シューティングゲーム「ボーダーランズ」で知られる同部門の売却を検討しているという。
エンブレイサーとゴールドマン・サックスの関係者はコメントを控えた。 エリアムはコメントの要請に応じなかった。
このニュースを受けてエンブレイサー株はプラスに転じ、最大5%上昇した。 そして1030GMTまでに株価は上げ幅を縮小したが、それでも2.1%上昇した。
エンブレイサーは6月、純負債を6月末時点の167億スウェーデンクローナから年度末までに100億スウェーデンクローナ(9億300万ドル)未満に削減するリストラを発表した。 この計画にはスタジオの閉鎖、プロジェクトの中止、従業員の一時解雇が含まれており、CEOのラース・ウィングフォルス氏が同社にとって「試練の年」と表現したこの年の直後に発表された。
創設者ウィンジフォースが過半数を所有するエンブレイサーは、2021年2月に当時の会社価値を最大14億ドルと評価する取引でギアボックスを買収した。
関係者のうちの 2 人によると、Gearbox のマーケティング資料は、主に国際的なゲーム グループで構成されている潜在的な購入者にすでに提供されています。
この問題は機密事項であるため匿名を求めた関係者らは、合意に達しない可能性について警告した。
Embracer の PC ゲーム部門に属する Gearbox は、最新作 Remnant 2 を先月リリースし、7 月の米国チャートで首位を獲得しました。
900以上のフランチャイズを保有するエンブレイサーは昨年11月、厳しい経済状況を乗り切るため事業の見直しを発表したが、これは部門の分社化につながる可能性がある。
エンブレイサーは5月、昨年10月に非公開の関係者と口頭で6年間で20億ドル以上の「契約開発収入」を得る約束に達したと発表した。 しかし、過去1時間で同社は「取引相手から否定的な結果を受けた」と述べ、株価は40%以上下落した。
(1ドル = 11.0786 スウェーデンクローナ)
(レポート: Amy Jo Crowley) 編集: Anousha Saccowe および Jason Neely
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