梶本哲史、ダニエル・ルージング著
[東京(ロイター)] – 日本の大手企業の一部は、水曜日に終了する労働組合との年次交渉で、大幅な賃上げを正式に提案するとみられている。
エコノミストらは、日本銀行(日銀)が安定した賃金上昇と物価安定という長期目標を達成し、2016年以来のマイナス金利を終わらせるためには、大幅な賃上げが前提条件となるとみている。
低迷する経済を活性化させようと大規模な刺激策と他の先進国に比べて大幅に低い金利で長年行き詰まっている同銀行は、次回の政策会合を3月18─19日に開催する予定だ。
日本最大の労働組合団体である連合によると、大企業の労働者は年率5.85%の引き上げを求めている。 その結果、一部のアナリストは今年の賃金上昇率が従来の4%から5%以上になると予想している。 これは過去 31 年間で最大の増加です。
自動車、エレクトロニクス、冶金、重機、サービス部門の労働組合はいずれも大幅な賃上げを要求している。
世界No. 4 賃金の上昇は経済の数少ない明るい兆しの一つであるが、日本は昨年末テクノロジー不況からかろうじて脱出したが、日本がより良い回復軌道に戻っているかどうかは不明である。
労働政策の専門家である山田久氏は、労働力不足と生活コストの上昇が上昇の要因であると指摘する。
世界最大の自動車メーカーであり、年次協議で長年講演者を務めてきたトヨタ自動車は、まだ労働組合との合意に達していない。 トヨタの労働者は月給2万8440円(193ドル)の賃上げと過去最高額のボーナス支給を求めている。
ただし、他の企業も初期合意に達しています。
ライバル自動車メーカーのホンダとマツダは先月、労働者の要求に完全に応える協定を締結した。
政府、労使の代表者は水曜日に合同会議を開き、今年の交渉を行う予定だ。 彼らは皆、「同じ船に乗って、同じ方向を向いていた」と先ほど述べた。
(1ドル=147.5700円)
(報告:梶本哲史、ダニエル・ラシンク、編集:デヴィッド・ドーラン、サム・ホームズ)
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