東京:日本第2位の鉄鋼メーカーJFEホールディングスは、「ギガキャスティング」として知られる技術の使用は鉄鋼消費量の減少につながる可能性があり、同社の事業に対するリスクとみていると会長の鍵木幸治氏が記者団に語った。
世界で最も売れている自動車メーカーであるトヨタ自動車は、これまで自動車製造で使用されていたものよりも大きなアルミニウム部品を製造できる家庭用アルミダイカストマシン「ギガキャスティング」を採用した最新の自動車メーカーとなった。
テスラが先駆けた「ギガキャスティング」は、重いバッテリーを搭載した電気自動車に不可欠な、より大型で軽量な部品の生産を可能にし、コストを削減し、ゼネラルモーターズや現代自動車などの自動車大手の関心を集めている。
柿木氏は7月12日水曜日の記者会見で、「粗鋼の使用量は明らかに減少するだろう」と述べ、「ギガキャスティング」は「非常に大きな問題」であると付け加えた。
アルミニウムは鋼鉄に比べて強度が低いため、より脆弱なEV部品には安全性を高めるために鉄が必要になる可能性があると同氏は述べた。
柿木氏は、JFEホールディングスも製鉄に必要な原料炭への投資を検討する可能性があり、こうした資産の需要は今後20年間も堅調だと付け加えた。
JFEホールディングスは5月、自動車部門の回復による堅調な鉄鋼需要により、今会計年度の純利益が17%増の1900億円(14億米ドル)になるとの見通しを発表した。
「情熱的なコーヒーマニア。ソーシャルメディア愛好家。Twitterの専門家。極端な音楽の専門家。ゾンビ中毒者。ハードコアな旅行のスペシャリスト。」
More Stories
札幌で快適な生活を!2LDKの魅力とは?
日本の医師ら新型コロナウイルスワクチンに反対:「レプリコンワクチン」アラビアニュース
台風シャンシャン:嵐が上陸する中、日本は「大規模災害」に備える |日本