岸田氏は今年、俊藤氏よりも大幅な賃金上昇を予想している

東京、11月 15日（GGプレス）－岸田文雄首相は水曜日、春季労使交渉「春闘」で経済界首脳に対し、今年以上の賃金引き上げを要請した。

岸田首相は労働団体や経済団体の代表らとの政府会合で「日本をデフレから完全に脱却するため、物価情勢を踏まえた今年の賃上げに協力してほしい」と述べた。

岸田氏は「政府は賃金引き上げを含め、可処分所得の増加に向けて前例のない措置を講じる」と述べた。

岸田氏は、政府は同一労働同一賃金を確保し、非正規労働者を正規労働者に転換するためのさらなる支援を提供するための追加措置を講じるほか、賃金上昇を促進するための税制優遇措置の拡大や来年6月の個人所得税減税も行うと述べた。

会議では人件費高騰への対応策も議論された。 岸田氏は、政府はこうした動きを促すための指針を１１月末までに示すと述べた。