[ロイター] – ベラルーシ緊急事態省の長官は月曜日、ベラルーシ非常事態省は武力紛争の際に国防省と内務省を支援できるよう職員の武装・軍事訓練を完了していると述べた。
ワディム・シニャフスキー非常事態相は国営テレビ・ベラルーシ1に対し、「多数の職員が巻き込まれる武力紛争や何らかの暴動が発生した場合には」職員が省庁を支援する用意があると述べた。
ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は今年初め、「男性だけではなく、すべての人が」少なくとも侵略行為に対応するために武器を扱えるようにしたいと述べた。
ルカシェンコ大統領はウクライナに軍隊を派遣していないが、ロシア政府がベラルーシの国土を利用して2022年2月にウクライナへの全面侵攻を開始することを許可した。
それ以来、ベラルーシとロシアは数回合同軍事演習を実施し、6月にはルカシェンコ大統領が自国をモスクワの核兵器基地として使用することを許可したが、この動きは西側諸国から広く非難されている。
ルカシェンコ氏はロシアのウラジーミル・プーチン大統領とも頻繁に会談しており、ベラルーシ指導者の今回のモスクワ訪問は月曜日に終了し、両首脳は「戦略的パートナーシップ」について話している。
ロシアとベラルーシは「連合国家」と呼ばれるパートナーシップで結ばれており、その中ではモスクワが断然優勢な立場にある。
西側諸国ののけ者であるルカシェンコ氏が生存をプーチン大統領に依存しているという認識により、キエフではプーチン大統領が新たな地上攻勢に参加し、ロシアの行き詰まっているウクライナ侵攻で新たな戦線を開くよう圧力をかけるのではないかとの懸念が高まっている。
(メルボルン在住のリディア・ケリーによる報告); 編集:クリス・リース
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