ネパール地震、少なくとも69人死亡

［カトマンズ（ロイター）］ – ネパールで金曜日、西部ジャジャルコット地区で強い地震が発生し、少なくとも69人が死亡、数十人が負傷し、目撃者によると、その地域の家屋は倒壊し、遠くはインドのニューデリーにまで建物が倒壊したという。 ロック。

ネパール国立地震学センターは、この地震のマグニチュードは6.4だったと発表したが、後にドイツ地球科学研究センター（GFZ）はマグニチュードを5.7に引き下げ、米国地質調査所は地震のマグニチュードを5.6と推定した。

地元当局者らは、ジャジャルコットの震源地近くの地域では連絡が取れないと述べた。ジャジャルコットは人口19万人の山岳地帯で、遠く離れた丘に村が点在している。

ジャジャルコットの地区職員ハリシュ・チャンドラ・シャルマ氏は、同地区で少なくとも34人が死亡したと述べ、警察当局者のナムラジ・バタライ氏は、隣接する西ルクム地区で少なくとも35人が死亡したと述べた。

バッタライ氏は、「救助・捜索チームは被災地に到達するために、地震による乾いた土砂崩れで封鎖された道路を開通させなければならない」と述べた。

当局は震源地であるラミダンダ地域にはまだ到達できていない。

プシュパ・カマル・ダハル首相はソーシャルメディアサイトへの投稿で、地震による人命と財産の損失に深い悲しみを表明し、治安当局に対し直ちに救助・救援活動を開始するよう命じた。

ジャジャルコット地区の当局者スレシュ・ソナー氏はロイターに対し、少なくとも２０人が負傷して病院に搬送されたと電話で語った。

同氏はロイターに対し、「私自身も野外に出ている。詳細を収集しているが、寒さと夜のため、遠隔地から情報を得るのは難しい」と語った。

ネパール国立地震センターによると、地震は午後１１時４７分（日本時間１８時２分）にカルナリ県ジャジャルコット地域で発生した。 ジャジャルコットは首都カトマンズの西約500キロに位置する。

地元メディアが公開した映像には、大きな家具が散乱し、高層住宅の荒廃したファサードが映っていた。

住民らによると、近隣地域だけでなく遠くカトマンズでも揺れが感じられたという。

警察当局者のサントシュ・ロカ氏はロイターに対し、電話で「家屋が倒壊した。人々は家から飛び出した。私は恐怖に怯える住民の群れの中にいる。被害の詳細を調べている」と語った。

ロイターの目撃者らによると、地震により約６００キロ離れたニューデリーまで建物が揺れた。 ソーシャルメディアプラットフォームX（以前はツイッターとして知られていた）の動画には、一部の建物が避難している間に人々が道路に飛び出していく様子が映っていた。

2015年にネパールを襲った2つの地震では約9,000人が死亡した。 町全体、何世紀もの歴史を持つ寺院、その他の歴史的建造物は瓦礫と化し、100万軒以上の家屋が破壊され、60億ドルの経済損失が発生した。

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